【EasyCanvas】iPad + Apple Pencil を windows機でペンタブレットとして使う方法

2020年8月20日

こんにちは。ますぼうです。
お久しぶりでございます。

少し前にiPadProを買いました。加えてApple Pencilも。
すごく便利ですよね。

PhotoshopやCLIP STUDIOなどのアプリもIOS版が出て便利になっているのですが、やはり使い慣れたwindows機でも使いたいという方も多いんではないでしょうか。

ペンタブや液タブを買ったほうが安上がりなのでは?という意見もあるでしょうが、私はどちらも持っていませんでした。
そこにiPadとApple Pencilを購入したので、これwindowsでも液タブとして使えたら便利じゃない??と思い調べてみた次第です。

多分そもそも相性が悪い

AppleとMicrosoft、そもそも相性がそんなに良くないと思います。なので対応アプリも少ないんじゃないかなと。

そんな中でもiPadをwindowsで液タブ化するアプリはいくつかありました。

対応アプリ

Duet Display

まず、この手の方法で情報が多いのはこのアプリ。
情報が多いのでとっかかりやすいのですが、アプリ価格1200円とApple Pencilを使うには年額2400円の課金が必要になります。
実際に使ったわけではないのでなんとも言えませんが、評判もそんなによくありません。
遅延があったりだの、windowsがおかしくなっただの色々言われていました。
価格についても、アプリ買い切り型だと良いんですが年額になると安い買い物ではなくなりますよね。一年目は合計3600円です。それ以降も年2400円課金が必要になるわけですからね。液タブないしペンタブ買ったほうが良いです。

EasyCanvas

そこで今回ご紹介したいのがこのアプリEasyCanvas

まず価格、有料ですが1400円の買い切り型です。
2週間は無料お試しが利用できます。
買い切りだとペンタブ買うこと思ったら安上がりですよね。

実際に使ってみた感想ですが、めっちゃ良いやん!!

これすごく良いです。実際に液タブやペンタブを使ったことはないので比較はできませんが、遅延もほぼありませんし、導入も簡単でした。
一応筆圧もしっかり感知しているようです。


windows側にはEasyCanvasのwindows版をインストールします。

公式HPhttp://www.easynlight.com/en/easycanvas/

インストールが完了すればiPadをPCに接続するだけ。
モニターが複数ある場合は、PC側のEasyCanvasで選んであげる必要はありますが、ソフトの設定は殆どありません。
ただ電力が足りないのか、PCモニターに付いているUSB端子では反応しませんでした。できればPC本体に挿してあげるほうが好ましいかもしれません。

ソフト側の設定

使いたいPC側ソフト(Photoshopやクリスタなど)の設定で、ペンタブ設定若しくはそれに近い設定で使用する液タブを[タブレットPC]を選択します。
詳しくは公式サポート(英語)http://www.easynlight.com/en/supporteasycanvas/?mod=list&faq=75を参照してください。

私はBlenderのテクスチャ編集で使用しましたが、上記のような設定をすれば筆圧も感知してくれました。個人的にはとても重宝してます。

Pro版で同一LAN上で無線接続ができるようですが試していないのでわかりません。

改善点

現在の標準的なPCモニターは16:9だと思いますが、それに対しiPadは4:3なので映し出したときにiPad上で上下にデットスペースができてしまいます。
できたらサイドにあるツールをこのスペースに持ってきてほしいなってところはあります。

まぁそれを考慮しても十分に満足のいくアプリでした。
同じような使い方を考えていらっしゃる方がいれば是非お試しください。
無料期間があるのでその間に自分の環境下で正しく動作するのか試せるのでとっつきやすいかと思います。
是非お試しください。

以上です